さて、これまで私自身の経験したアカウント閉鎖と改善計画提出

によるアカウント再開についてまとめました。

 

今回は折角なのでもっと広い範囲でのアカウント閉鎖となる要因

アカウント閉鎖を避けるための対応についてまとめてみたいと思います。

 

特にここ最近は同人誌やフィギュア等の販売で

アカウント閉鎖される事例が見られますが

そもそもAmazonは次のような場合にアカウント閉鎖されると説明しています

 

↓参考
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=200421190

 

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1.パフォーマンスに問題がある

2.出品に関する規約に違反している

3.出品禁止商品や出品制限に関する規約または契約違反

 

それでは一つ一つ確認しましょう。

 

1.パフォーマンスに問題がある

 

特に難しい内容でもないのでざっくり説明すると以下のとおりです。

 

・返品・返金や低評価されるような商品販売はするな

・注文をキャンセルしたり発送を遅れるな

・顧客からの問合せは直ぐに回答せよ(24時間以内)

 

これらを繰り返すとアカウント閉鎖の対象になります。

現時点で問題ないかどうかはセラーセントラルのパフォーマンスの

顧客満足指数で確認可能です。

 

ちなみに私の顧客満足指数はというと

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うん!素晴らしい!パーフェクトだw!

 

それなのに同人誌販売でアカウント閉鎖・・・・・_| ̄|○

おっかないですね。

 

 

無在庫販売をしている場合はキャンセルや出荷遅延しやすいので特に注意です
(そもそも無在庫販売は規約違反なんですが・・・)

 

また、急な出張や病気による入院などで全く顧客対応できなくなると

一気にパフォーマンスが悪化する場合もあるので

そんな時は忘れずにセラーセントラルのメニュー「設定」→「出品用アカウント情報」から

「出品ステータス」を停止しておきましょう。

 

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発送やキャンセルに関する問題はFBA出品にしてしまえばほとんど解決するので

特に副業でせどりをやってて時間が無い人などは検討するとよいでしょう

 

パフォーマンスに関することは商売するなら気をつけて当然と言えるものばかりなので

よほどひどい人でなければ問題にはならないでしょう

 

2.出品に関する規約に違反している

 

出品禁止商品に関する部分は次の項目で解説してるので省略するとして

それ以外で違反しやすいと思えるところは

 

・商品ページの商品と別のものを販売しない(例えばDVDとBlu-ray、タイトル同じだけど発売年月の違うCD等を間違えないように)

・出品商品のコンディション等きちんと説明する

・Eメールで取引に関係しない連絡はしない

・購入者に不正に評価を要求しない

・遅延配送や、見込み出品(無在庫販売)の禁止

 

あたりでしょうか。

 

これも特に難しい内容でもないので気をつけていれば問題になることは無いでしょう。

購入者とのメールでは返品や低評価等どんな理不尽な目にあっても、喧嘩を売るような態度は取らないよう気をつけましょう

無在庫販売は原則禁止ですが、実施する場合はパフォーマンスが悪化しないよう気をつけましょう。

 

また、このページには記載が無かったですが禁止事項として「複数アカウントの運用の禁止」があります

 

複数アカウントについてはせどり教材のセールスレター等で

「アマゾンの販売アカウントは2つ持ってるんですが、合計で月商ウン百万円です!」

なんてアピールする人が掃いて捨てるほどいるんで黙認状態だと思いますw。
(たぶん家族名義などでやってるんだと思います)

 

ただ、複数アカウントを持っている場合、規約違反などを理由に片方がアカウント閉鎖されると、

もう一方もIPアドレス等により関連するアカウントと認識され閉鎖されてしまうので注意してください。

 

 

一方のアカウントは規約をきっちり守る、もう一方は利益優先し規約違反になりそうな商品も販売してみる

なんてことをやってると最終的にはどっちもアカウント閉鎖になります。

 

 

3.出品禁止商品や出品制限に関する規約または契約違反

一言で言えば

「こういう商品は販売しちゃいけないよ」

という規約ですね。

おそらくアカウント閉鎖された大部分の人がこの部分に引っかかっていると思われます。

 

先に紹介した「パフォーマンス」や「出品に関する規約」と違って、とにかくわかりにくいです。

 

・人によってどうとでも取れる曖昧な表現が多い

・解釈の仕方によってはAmazon自体が販売している商品でさえ違反になるのでは

と感じた人も多いと思います。

 

例えば不快感を与える商品は禁止、という規約に「性的興奮させるような18歳未満の児童の画像を含む商品は禁止」

ってありますけどAmazon自体が販売してるエロゲーはどうなのって話ですw。

まぁ、大半のアダルトゲームは見た目が小学生だろうと「登場する人物は18歳以上です」という無茶な説明をしてますが^^;。

 

 

更にひどいのは、

・規約違反になりそうな商品が長くほったらかしにされてる

・Amazonが販売していた商品さえ規約違反とされることがある

ということです。

 

同人誌なんて今回の大量削除まで1年以上放ったらかしにされていましたし、未だ削除されない商品もあります

そもそも同人誌を販売していけないなら規約にそう書けばいい話ですよね

Amazon自身も過去販売していたフィギュアが規約違反としてアカウント閉鎖の原因になったという話も聞きます(これは本当かはわかりませんが)

 

少なくともAmazonも販売していたアダルトコミック等がいつの間にか商品ページ削除されて販売できなくなっていたため

FBAから返送した、というのは私自身も何回か経験しています

 

また、規約違反と思える商品をAmazonに通報したのに全く対応してくれなかった、という話もしょっちゅう聞きます

テクニカルサポートに問い合わせても担当によって説明が変わることありますし。

 

まぁ、そんな状況だったので自分が書いた改善計画の「問題を起こした原因」でも説明しましたけど

「同人誌は販売して良い」

と考えちゃいますよね。

 

 

でも、これからは

「禁止してないからOK」

ではなく

「許可されてるからOK」
「許可されてないからNG」

 

という考えをしなければダメだと思います。

 

 

 

もちろん現在も規約違反っぽいのに削除されない、違反商品として通報したのに削除されない、というものはいくつもあると思います。

利益が出そうだったら出品したくなるのも当然です。

 

でも、こちらがどう考えていようと違反かどうか決めるのはAmazonです

「今は」規約違反として扱われていなくても、いずれ規約違反として扱う可能性もあります

そして規約違反は「今出品してるかどうか」だけではなく「過去販売したことがあるか」まで範囲が及びます

Amazonは容赦しません。投げつける言葉は「これは違反だからもう売らないでね」ではなく「違反したからアカウント閉鎖」です

 

 

今後、今回の同人誌やフィギュアような商品大量削除、大量アカウント閉鎖のような事態が起きないとは言い切れません。

 

私はアカウント復活できましたがAmazonからは

「次に違反したら改善計画を出してもアカウント復活は約束できないよ」

と通知されています。

 

なので私自身の結論は「ちょっとでも怪しい物は二度と売らない」です。

 

で、実際私が今後販売しないようにした商品、どうしてそう判断したか、などについて次回説明したいと思います。

 

 

アカウント閉鎖についての記事まとめ
amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その1:アカウント閉鎖の経緯

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その2:改善計画の書き方

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その3:アカウント閉鎖されないためには?

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その4:規約に抵触する出品禁止商品とは?

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その5:これからのこと