あくまで個人的な見解ですが規約に抵触しそうな商品について解説します。

 

その前にどうしてその商品が規約違反と判断したか、知った経緯や調べた方法について説明します。

 

 

出品禁止商品と判断した理由、調べる方法など

 

①Amazonからの規約違反による商品削除通知

 

直接Amazonが通知してくるのだから最重要、かつ一番わかりやすい理由ですね

「他に規約に抵触する商品があれば出品取り消してください、従わないとアカウント停止するぞコンニャロー」

という注意も記載されているはずなので、類似商品もそのうち削除されるはず

と考え最優先で対応しましょう。(私はほったらかしたせいでひどい目に・・・)

 

私自身の経験で言えば去年の10月あたりに、同人誌の削除通知を受けていたのですが

「他にも同人誌はたくさん出品してるけど、それは注意されてないし問題ないよね」

と判断してしまったのが失敗でした。

 

 

②セラーセントラルの在庫管理

 

Amazonからの通知がなくてもいつの間にか、規約違反により出品不可になっている場合があります。

その時は以下の方法で確認できました。

 

FBA在庫管理の場合は「販売不可/発送不可」で並べ替え

160620-1

 

 

在庫管理の場合はステータス「停止中」をチェックして「ステータス」で並べ替え

もしくは上の方の「有効な出品情報がないFBA在庫を修正」をクリック

160620-2

 

 

規約違反の商品があった場合SKUの付近に赤字で

「規約違反により出品停止」

みたいな表示が出て教えてくれたと思います。

 

ただ、現在私は問題のある商品は全て削除済なので

この方法であってたか確かめられませんでした。

間違っていたら申し訳ありません。

 

 

私は以前は、この方法で規約違反になっている同人誌を見つけては

「あー、また規約違反で出品不可能になってるよ。FBA保管料かかるから早く廃棄か返送しなきゃ」

なんて、のんきにボヤいていました。過去の自分を殴りたい(笑)。

 

①、②で抽出されるのは自分自身がすでに出品(もしくは販売)

してしまっている商品に対しAmazonが「規約違反」と断定した商品です。

Amazonから規約違反の通知を受けたり自分の在庫に規約違反による

出品禁止の商品がたくさんあった場合、

すでにAmazonからマークされていてアカウント閉鎖予備軍になっていると思ったほうが良いでしょう(ちょっと言いすぎかもしれませんが)。

 

ともかく規約違反の出品を繰り返しているとアカウント閉鎖になりますので要注意です。

 

この方法で出品禁止の商品が見つかった場合は、すぐに

・なぜ禁止となったか規約の再確認、サポートに問合せ等で明らかにする

・まだ出品禁止とされていない類似の商品の確認(必要なら出品中止)

をしましょう。

 

 

③2chのスレ

 

同人誌が大量削除されたり、アカウント閉鎖された時に色々ネットで調べた時に偶然見つけた2chのスレが非常に参考になりました。

具体的にはアカウント閉鎖とか、規約違反と思われる商品、等を話題にしたスレですね。

 

今も定期的に確認しています。

 

Amazonの規約が表現が曖昧でわかりにくいところもあるのに対し

・~~~をしたらアカウント停止された。

・~~~を売ったらAmazonに怒られた。

・~~~は出品禁止商品、規約に~~~と書いてあるから。

と、問題のある行いや商品についての事例がいくつもあります。

 

「中国から輸入したものを売っていたら購入者からAmazonに偽物と通報されアカウント閉鎖された。仕入れの納入書を見せても再開してもらえなかった」

「テクニカルサポートに販売してOKと確認したのに、アカウント閉鎖された」

 

などというひどい話もありました。

私が今後、少しでも怪しい物は売らない、とやりすぎなくらい警戒しているのはこれらの体験談を目にしているからでもあります。

 

 

④セラーフォーラム

 

セラーフォーラムはAmazonの管理するマーケットプレイス出品者の利用する掲示板です。

 

セラーセントラルからも入れますが、これも普通にネット検索してみつけました。

 

マーケットプレイス全般について話題になっていますが、やはりアカウント閉鎖についての話もちょくちょく登場します。

 

出品者の投稿が多いせいか、出品者側を支持するような内容が多いので少し注意が必要かもしれません。

明らかに規約違反なのに「アマゾンの対応がおかしい、抗議すべきだ」なんて意見もあったりします。

 

その他ネットの検索は他のマーケットプレイス出品者のブログ等もみつかりますが、関係ない情報も検索されてしまうので調べるのはすこし大変かもしれません。

 

 

⑤他出品者

これは調べる方法というより、たまたま見つけただけですが・・・。

 

Amazonには同人誌やゲームの予約特典などの商品ページもあります。

それを調べる方法の一つとして他出品者の出品を監視するという方法を行っていました。楽だからw。

と、いっても商品の出品者一覧から出品者をクリックしてそのページをブックマークしておき、定期的に確認するだけですが。

 

で、いつのまにかある出品者さんの出品物からゲームの特典の類が全て消えていました。

わざわざ全部消すということは、Amazonからの警告等、よっぽどの理由があるのだと思います。

 

真実はわかりませんが、特典類は先ほど説明した2chのスレでも規約違反として挙がる商品なので出品やめたほうが良いと判断しました。

 

 

出品禁止商品と判断したもの

 

私が出品するのをやめようと考えた商品を紹介します。

何度も説明しましたが私は

「今度問題起こしたらアカウント復活はないかもしれない」と警告を受け

「出品の可否は厳しすぎるぐらいの判断をしよう」と決めているので

実際は問題のない商品もあるかもしれません。

 

①同人誌

 

まずはこれですね。アカウント閉鎖の原因なんでw。

 

ただ実を言うとAmazonが、「同人誌の何が問題で削除したのか?」、いまだによくわかりません。

そもそも同人誌の大量削除通知を受けた時、私の出品中の同人誌で削除されなかったものもたくさんあったんです。

その違いは何かというと商品名に「同人誌」という単語が入っていなかった。これだけw。

 

単語が入っていたら著作権の問題のないオリジナルで全年齢向けでもアウト

単語が入っていなかったら二次創作18禁でも削除されませんでした
(もちろんいまは削除済かもしれませんが)

 

絶対、面倒くさがって同人誌の内容とか確認してないですよw。

テクニカルサポートに問い合わせても担当部署の削除基準はわからないって言うし。

 

でも、実を言うと削除されなかった商品のASINのリストをテクニカルサポートに

「これは出品継続して大丈夫ですか?」と質問したとき大部分は「確認します」だったのに対し

一つだけ「販売OK」と言われたものがあります。

 

それは実物はどう見ても普通の同人誌なんですが、「きちんとJANコードが取得され出版社から発売されている」とのことです。

 

なんじゃそら、と思い調べてみるとどうも「同人誌にJANコード取得してAmazonへ商品登録を代行」してくれる業者さんとかあるらしいです。

 

でも、出品されてる同人誌のうちどれがちゃんとJANコード取得したものか調べようがないですし、

将来的に扱いがどうなるかも不安なので結局「同人誌は一切販売しない」という結論になりました。

 

 

②ゲームの予約特典や店舗特典

 

マーケットプレイス規約の出品禁止商品に「プロモーション用の媒体」があります

「プロモーション用途のみに製作、配布された映画、CD、PCソフト、書籍(非売品コピーやゲラ刷り、校正前の原稿等を含む)など、当サイトで出品することは禁止されています。」

プロモーション用の媒体というのはゲームの体験版や試聴用CD、DVDであり

予約特典や店舗特典が含まれないような気もしますが、一応禁止商品と判断することにしました。

 

2chのスレでも度々違反商品として話題に上がりますし

私も出品中の商品がいつの間にか削除された経験があります。

 

また、先ほど説明したようにいつの間にか特典類の出品がなくなっていた出品者もいます。

 

利益の大きい商品もあって残念ですが出品禁止にしました。

 

 

③中国輸入品

 

中国輸入は私は実践していないのであまり詳しくないのですが

 

・中国輸入のスマホケースを出品していたら他の出品者から「自分が独占販売権を持っている、商標権の侵害だから出品やめろ」と警告された

・正規品なのに購入者から「偽物だった」とアマゾンに通報されアカウント閉鎖された。

 

という話をよく聞きます。

そして同人誌でのアカウント閉鎖と違って、改善計画を出しても認められなかった、と言う体験談が多いです。

 

そういえば、「アカウント閉鎖されたら再開は無理と考えて、新規アカウント作成したほうが良い」と主張するのはほとんど輸入実践者のような気がします。

 

「偽物販売」や「商標権の侵害」にアマゾンが特に厳しい対応をするのは、単なるアマゾン規約違反に収まらず、法律に違反する行為だからだと思います。

 

出品者に法律違反をされた場合、アマゾン自身も家宅捜索される恐れが有るため(実際同人誌では無いですがアマゾンが何かの書籍で児童ポルノ出品放置の疑いで捜査を受けたことがあります)、厳しく対応するしかないのでしょう。

 

私はアマゾンの狩り取りで入手したスマホケースを販売していたら、そのスマホケースの出品者(出品者名はメーカ名と同じでした)から「商標権の侵害だから出品やめろ、アマゾンに言いつけるぞ」と言われたことがあります。

 

アマゾンでその出品者から仕入れたのだから法律的にもアマゾンの規約的にも全く問題ないことは、たまたまネットで見つけたアマゾン販売についても扱っている法律の専門家に問合せて確認済しました。

 

しかし、規約や法律で問題なくても通報されたアマゾンの担当者に私のほうが悪いと判断されアカウント閉鎖される、ということが無いと言い切れないのでおとなしく出品取りやめました。

 

私は元々中国輸入はやってませんでしたし、あえてリスクのあることをやる必要はないと考えているので、今後はアマゾンでの狩り取りもやめようと思います。

 

④カテゴリーが正しくないもの

 

手数料が安いからか、そのカテゴリーでしか出品できなかったのかわかりませんが、ホビーで商品ページ作成されているCDや本が結構あります。

 

カテゴリー違いは一応規約にも禁止と書かれていますが、法律違反等ではないアマゾン内の問題のためそれほど重大な違反ではないかもしれません。

 

私は一度アカウント閉鎖を通告されているので念のためカテゴリー違いの出品はしないようにしました。

 

ただ、一部例外も合って例えばこの商品は本なのにホビーカテゴリーになってて、しかもアマゾン自身が販売していました(現在はアマゾン在庫切れ)。

 

さすがにこういうのは出品OKだと思いますが、一応出品前にテクニカルサポートに出品OKか問合せたりするように心がけています。

 

あと、カテゴリー違いと言えるのかわかりませんが、正規輸入品と並行輸入品を間違えて出品、などもアカウント閉鎖の原因となるので注意しましょう。

 

⑤その他

 

あとはまぁ、下記のようなものも出品やめました。

 

正直やりすぎかな、とも思いますが二度とアカウント閉鎖されないよう慎重に考えて判断しました。

また、すでに改善計画でアマゾンに「売りません」と宣言してしまったので、売りたくても売れませんw。

 

・児童ポルノ扱いされそうなアダルトコミック、雑誌

出版社の規制が結構ゆるくて普通に小学生とか登場させたりしてます。
いつの間にか商品ページ削除されているものも結構あります。

 

・アニメ雑誌等の付録単品で商品ページが作られていたもの

規約違反では無かったかもしれませんが、正しい販売方法では無いと思います。

 

・イベント(コミケとか)限定販売のタペストリーとか抱き枕カバー

これも問題ないような気もしますが、アニメの公式グッズなどでも商品名にイラストレータのサークル名などが入ってたりする場合があり、サークルの同人グッズと勘違いされて削除されるかもしれません。

また、エロゲーメーカーのグッズ等は18禁イラストなのに全年齢向けで商品登録されているものもあり、気付かないまま問題のある商品を販売し規約違反となってしまう恐れもあります。
(これは予約特典や店舗特典にもあてはまる問題です)

 

 

まとめ

 

以上、私個人の見解ですが、参考になれば幸いです。

 

これ以外にも規約違反となってしまう出品禁止商品は色々あると思いますので

自信のない商品は規約の確認、テクニカルサポートへの問合せなどを積極的に行いましょう。

まぁ、テクニカルサポートがOKと言っても別部署のアカウントスペシャリストにアカウント閉鎖された例はいくらでもあると思いますがw。

 

 

基本的にアマゾン自信も販売していた商品なら問題ないと思いますが

マーケットプレイス出品者が商品登録したものは、

絶対大丈夫だと言い切れない商品は出品しないほうが良いでしょう。

 

せっかく見つけた商品を販売できないのは残念ですが、アマゾンには他に稼げる商品なんてゴロゴロしてますし前向きに頑張っていきましょう。

 

 

アカウント閉鎖についての記事まとめ
amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その1:アカウント閉鎖の経緯

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その2:改善計画の書き方

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その3:アカウント閉鎖されないためには?

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その4:規約に抵触する出品禁止商品とは?

amazonマーケットプレイスのアカウント閉鎖!そして復活・・・その5:これからのこと