CDやDVDなどのディスクせどり(あとゲームも)をするならディスク研磨機は必須です。

 

ディスクに傷があれば購入者からのクレームの原因になりかねませんし、コンディション可でしか出品できず最安値でもなかなか売れないこともありえます。

 

ブックオフなどで仕入れるCDは「ディスクに傷あり」などの注意書きがなくても普通に盤面に傷が付いていますし、店で頼めば研磨してもらえるものの仕入れのたびにディスクの傷の有無を確かめるのも非常に手間と時間がかかります。

 

そんな訳でディスク盤面の傷を消去できる研磨機はディスクせどりにはかかせません。

 

ディスク研磨機といえばSimo-R1が定番なのですが、私はGR-300という安価な研磨機も併用していることを以前紹介させて頂きました。

 

Simo-R1

P2250001

 

 

GR-300

 

 

 

簡単に説明すると、薄い傷や汚れはSimo-R1の洗浄工程(一番最後の仕上げ)でOK。

少し深い傷はGR-300の研磨工程もプラスする。

それでも取れない傷は諦める(笑)。

あと、ヘタクソのくせに深い傷に対応している黄色クリームを使うとかえって傷が増える(泣)。

 

参考
おすすめディスク研磨機

 

 

が、ある時気づいてしまったのです・・・。

 

 

Simo-R1一台だけでよくね?

 

 

 

はい、実際試してみたらSimo-R1だけで十分研磨可能でした。

GR-300の長い研磨時間(4分くらい、Simo-R1は10秒程度です)と騒音に悩まされていた日々よさようなら、ですw。

 

では、やり方を説明します。

 

あ、マニュアルには書いてない方法なので自己責任ですよ。

 

 

薄い傷や汚れの場合

前回紹介した時と同じですが、Simo-R1の洗浄工程(研磨パッドは青パッドを使い、洗浄液のスプレーをディスクに吹きつけてスイッチON)のみでOKです。

 

小さい傷なら意外とこれだけでも消えてしまいます。

 

ちなみに、めんどくせぇので別のディスクを研磨するときでもパッド交換しません。

と、いうか使える間は何日間も同じ研磨パッドを使っていますw。

マニュアルや他の方のブログでは1回1回の交換を推奨していますが特に問題発生していません

 

 

1点注意点をあげるとすれば、同じ研磨パッドを何回も使うと洗浄液が染みこんでしまうせいか研磨後のディスク盤面に濡れ跡が残りやすくなります

しかし、何回かSimo-R1のボタンを押して研磨を繰り返せば濡れ跡もすぐに綺麗に消えて無くなります。

 

それともう一つ。Simo-R1のフタはディスクが回転中の時に開けたほうが良いです。

回転が止まってからフタを開けるとパッドが触れていた部分に濡れ跡が残りますが、回転中にフタを開けた場合は濡れ跡は残りません。

 

 

大きめの傷の場合

洗浄工程だけで取れない傷があった場合です。

Simo-R1付属の白クリーム(洗浄液より1段階上の研磨に対応)を使います。

 

ちなみに、

 

P2250003

 

 

めんどくせぇのでパッド交換(白クリーム用の白パッド)はしません(笑)。

先ほどの洗浄工程で使った青パッドをそのまま使い続けます

 

 

ただ、何回も使い続けているパッドの場合1回の研磨だけだと白クリームの跡が若干残るので、白クリームの跡がなくなるくらいまで(2,3回)スイッチを押します。

 

 

で、それが終わったら洗浄液のスプレーを吹きつけて研磨します。これも盤面に濡れ跡が残らなくなるまでスイッチを押して研磨をします。研磨パッドの交換は・・・やっぱりしません、めんどくせぇので(笑)。

何回スイッチを押せばいいかについては研磨パッドの濡れ具合にもよるのですが、何回か作業していればすぐに感覚がつかめるようになります。

 

 

こんな感じで、私は1回も青パッドを交換すること無く、 白クリーム研磨 → 洗浄液研磨 、と作業をしてディスク盤面を綺麗にしています。

 

 

何回か研磨をしなければならないのと、回転中にフタを開けることに気を使う必要はありますが、マニュアルに書いてある方法に比べものすごく簡単です。

 

 

深い傷に対応している黄色クリームはうまくやらないとかえって傷が増えたりしますが、白クリームと洗浄液しか使わないこの方法ならディスクをうっかりダメにしてしまうことも無いと思います。

 

 

さらに大きな傷の場合

 

基本的には白クリームを足して研磨することを何回も繰り返せば大きな傷でもだんだん消えていきます。

 

このとき、フタを上から軽く押してやり研磨パッドがディスクに強く当たるようにすると早く傷が消えていきますが、強く抑えすぎて研磨機を壊さないように注意してください(あまりオススメはできないかも)。

 

ちなみに一度だけ黄色クリーム、白クリーム、洗浄液の順番で研磨を実施して結構大きめの傷を消せたことがあります。例によって青研磨パッドで1度も交換せずに(笑)。

 

ただ、一度うまく行っただけなので、たまたまかも知れません。

 

黄色クリームが必要なほど傷の深いディスクなんてめったにないので検証する機会がほとんど無いです^^;。

 

ぶっちゃけ、以前2000円位で仕入れたCDを黄色クリームの研磨でダメにしたトラウマもあるので、あまり試したい方法じゃないですw。

 

どうしても傷が取れないなら無理せずに傷ありのまま出品するという選択もありですし。

傷有りでも絶対売れないわけではないですし、出品コメントで「傷有りですが再生問題ないです、万が一問題あった場合は送料無料で返品、全額返金します」と説明すれば(そもそもFBA出品なら説明するまでもなくそうなってますので)購入者さんもある程度安心できると思うので、プレミア品でもなければ無理に何十分も研磨に時間をかける必要は無いです。

 

 

まとめ

 

とりあえず、現時点ではSimo-R1は今回紹介したような使い方をしています。

 

最初にSimo-R1のマニュアルを読んだ時は「うわっ、大変そう」と思いましたし、研磨作業やってかえって傷が増えた時は「どうなっとるんじゃーい」と頭を抱えました。

 

Simo-R1がうまく使えなくて「もういい!Simo-R1は洗浄工程のみ!研磨はGR-300で!」と割り切ったもののGR-300の研磨時間の長さと騒音は本当にしんどかったです。

 

本当に今の使い方をするようになって研磨作業が楽になりました。

 

Simo-R1を使ってて「研磨がうまくできない」、「パッド交換めんどくさい」と感じている人はぜひ参考にしてみてください。

 

以前はSimo-R1は高すぎるので、とりあえず研磨機を試してみたい人にはGR-300をすすめていたのですが、今のSimo-R1の使い方を編み出してからは「どうせSimo-R1を使うようになるんだから最初から買いましょう」と言うようにしています(笑)。
ディスクエイド(DiscAid )GR-300(今はオススメしてませんが安価なものを試したければ)

ディスク研磨機 SIMO-R1(ディスクせどらー必須です)